【3Dプリンター】eSun PETGフィラメントとPillowing

3Dプリンター
乾燥後

今回はAmazon のセールでeSunのPETGフィラメントを買ってみました。
基本的には使いやすいフィラメントなのですがブログにしてみます。

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Temptower

フィラメントを買ってまず最初にしたのはプリント温度の確認用にTemptowerをプリントしました。
1度目のプリントは明らかにおかしかったので途中で止めてフィラメントを乾燥させることにしました。
ドライフルーツメーカーを使用し70℃設定(実際には55℃ほど)で5時間ほどです。
買った直後の開けたばかりのフィラメントでも最初っから湿気ていることは普通にあるので注意です。

Temptowerを見た感じは230℃くらいが一番綺麗でしょうか?この辺りは使用している環境(3Dプリンターやノズル等)にもよるので試してみてください。

サポート設定

次はサポートの設定を見たかったので今回もhanaさんのサポート確認用のモデルをプリントしてみます。詳しい設定はこちらを確認してください
PrusaSlicerの機能で1モデル毎にサポートの設定を変更できるのでまとめて確認できてとても便利です。サポートの設定に迷ったら使ってみてください。

モデル毎に番号が振ってあるので後からの確認しやすいです。
積層0.2mm 0.4mmノズルで試しました。
最低限試して欲しいのはトップコンタクトZ距離0.1mm,0.15mm,0.2mmの3パターン
トップインターフェースレイヤー1レイヤー,2レイヤー,3レイヤーの3パターンの合計9パターンです。

一度上記の出力が終わってから一番綺麗なものにXY面でのサポートとモデルの隙間80%,100%,120%の3パターンこのくらい試しておくと外しやすくて綺麗なサポートを見つけやすいと思います。

今回試した中ではトップコンタクト距離0.2mmトップインターフェースレイヤー 2レイヤー(3が悪いわけではなく2で十分キレイ)、XY面でのサポートとモデルの隙間100%の物を採用しました。
一度出してみて何を変えるとどうよくなるのかを知っておくといいと思います。できれば他のパラメーターも何が変わるのか確かめてみてください。
PETGはプリントした時に粘りがあるので糸引きが目立ちやすく、近い部分にくっつきやすいのでPLAなどよりも離し気味の設定になったのだと思います。

PrusaSlicer 2.5 アラクネと0.6mmノズル 0.1mm積層

基本確認はこんな物なのですが、今回PrusaSlicer2.5のベータが出たので入れてみました。
アラクネというCuraにある機能が導入されて0.6mmノズルでも割ときれいに出すことができるようになったらしく0.6mmノズルを試していたのですが、0.1mm積層で試していたところノズル幅に対して積層が薄すぎてトップ面にPillowingと呼ばれる現象が起きたのでそれの対策も解説してみます。

Pillowing
受け皿を作って勾配を持たせるために0.1mm積層にしましたが裏目に出ました。

0.6mmノズルについては下記の動画を確認してみてください。
自動翻訳機能でも内容はわかりました。簡単に説明するとPrusaSlicer2.5の新機能アラクネでノズル幅よりも細い押し出しが多用できるようになったので機械部品を作るのに0.6mmノズルを普段使いにしても問題無いよという内容です。

Pillowingと原因

今回Pillowingが起こった大きな原因は0.1mm積層を使ったことにあります。
ノズル幅に対して薄すぎる積層に設定したため、インフィルにうまく押し付けることができず(押し付けて薄さを出すため)インフィルのすぐ上のソリッドレイヤーの最初の層が細い糸のような状態になり定着が悪く、毛羽だったようなトップ層のPillowingに繋がりました。
トップ層は7層持たせていたのですが、Pllowingがおこるとインフィルへ落ちるだけではなく反動で持ち上がる部分が出てくるので層を単純に増やしても穴は塞げても盛り上がった部分を隠すことは難しいです。

Pillowing対策

対策としては積層を0.15mmに上げる、ノズル温度を下げる、冷却をしっかり行う、印刷速度を下げる、インフィルを増やして密着をあげるのが基本の対応だと思います。

今回参考になったのはCuraのサポートページです。

これはソリッドレイヤーの最下層を0にしたモデルの裏側です。
キューブを縦横3cm厚みを2mm、インフィルは20%でプリントしました。
左のモデルはインフィルの向こうに見えるトップ層に細い線がう〜っすら見えます。ほぼわからないと思いますが、右の太いブリッジをオンにしたものは明らかに太いしっかりしたものが見えています。
その代わり造形が汚いので内側にはいいですが、見えるところには使いたく無いですね。

太いブリッジをONにしました。これならあと少しの対策で問題なさそうです。

太いブリッジを使用すれば改善することが分かったのでテストプリントしました。
太いブリッジはサポートの上の層だけではなく、インフィルの上の層にも有効です。サポートの上が汚くなってしまうので最近のPrusaSlicerではデフォルトでオフになりましたが、今回は形状的にいわゆるブリッジは無いため使うことができました。

最終的には太いブリッジをオン、サポートを30%、トップ層を10層にしたので問題なくプリントすることができました。

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