こんにちは。ふうブログ管理人の ふう です。
皆さんはiPhone使っていますか?
僕はMacは止めましたが、スマホはiPhoneのままです。
先日リリースされたiOS13ではファイルアプリからUSBメモリやSMBサーバへ接続できるようになりました。
この機能はWindowsとiOSを使っている人にとってはかなり大きなアップデートになると思います。
iOS15対応版として内容見直しました、基本は今までどおりでしたが少し表示が変わっていたので画像差し替えています。
今までDropboxなどのクラウドサービスを経由しないと不便だったWindowsへのデータコピーがかなり簡単になります。
クラウドサービスは同期完了するまで待つしかなく、すぐに欲しい時はメールで送るなど、別の手段が必要になると思います。
今回からSMB接続ができることによってファイルの受け渡しが簡単に出来るようになりました。
実際にやってみましたので、手順を記載したいと思います。
まずは iPhone側はWi-fi、Windows側は有線LANもしくはWi-Fiで同じルーター内のネットワークへ接続します。大事なのは同じネットワーク内にPCとiPhoneが一緒にいることになります。
Windowsでファイル共有の準備をします。
共有したいフォルダを選択し(ここでは「iPhone」フォルダとしました)、右クリックで「アクセスを許可する」から「特定のユーザー…」を選びます。

共有をやめたくなったら「アクセスを削除する」を選びます。
次に共有する相手を選びます。
今回は自分のユーザー名を選択し、共有(H)をクリックします。


これでiPhoneフォルダへ所有者権限での共有が開始されました。
iOSからの接続先であるWindowsのipアドレスを調べるには、「Windows」キーを押し「cmd」と入力します。次にコマンドプロンプトを開き「ipconfig」と入力します。


次にiPhoneへ移り「ファイル」アプリを開きます。
右上の…から「サーバへ接続」を選びます。

ここで先ほど調べたIPアドレスを入力するのですが、かならず先頭に「smb://」を付けて「smb://192.168.1.30」の様に入力してください。
※追記 先ほど設定した「iphone」フォルダが見えない場合、「smb://192.168.1.30/iphone/」のように入力してみてください。

その後登録ユーザーを選択し、Windowsへのログイン用のIDとパスワードを入力ます。


iPhoneとなっているのは最初にそう言うフォルダ名にしたからです。
後は写真アプリなどから送りたい写真やムービーを選択し、共有をタッチします。

下の方までスクロールし「”ファイル”に保存」をタッチします。

先ほど入力したipアドレスが表示されているはずなのでその「IPアドレス」をタッチして「iPhone」フォルダをタッチしてから右上の「保存」をタッチします。

データのコピーが始まります。
無事にファイルをWindowsにコピーできたでしょうか?
無事にコピーが完了すると下記のようにWindowsで共有フォルダに設定したフォルダにデータが表示されると思います。

一つ注意しないといけないのは、上の画像のように HEICやHEIF(H265) で撮影したデータは、自動変換設定をしていても、SMBでの送信時にはJPGやH264に変換されません。
これを解消する方法はなさそうなので、元の保存形式を変更しておくか、HEICやHEIFを編集することができるアプリケーションをWindowsにインストールする必要があります。
複数枚を一括でコンバートするにはフリーウェアの iMazing HEIC Converter を使用してから別の画像編集ソフトに持って行くか、 GIMPを導入して編集まで一括でするのが便利かと思います。
このことを踏まえてもクラウドサービスを経由せずにiOSからWindowsへデータを直接送信できるようになったのはとても大きなことだと思います。
最初の設定さえ終えてしまえば次から簡単に送信できるようになりますので、これまでデータ送信に苦労されていた方は是非設定してみてください。
上記手順を試しても接続できない方はコメント欄からお願いいたします。
またやり方を探ってみたいと思います。
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