夜に自転車に乗るときはライトつけてますか?
前照灯は点けていても後ろはつけてない人が多いのではないでしょうか?
自転車は車道を走る関係上、後ろからの追突が怖いです。車はもちろん、ライトを点けていないロードバイクに追突される事もあるかもしれません。
普段サドル下に付けているのですが、低すぎて角度によっては見えないかもと思い、今回は3Dプリンターで自転車用リアライト(CATEYEのWEARABLE X)をヘルメットの後ろに装着するパーツを作ってみました。
オススメ3Dプリンター
3Dプリンターのおすすめはちょっと高いですがOriginal Prusa i3 MK3S+が一番おすすめです。
時点が小型版のPrusa miniですが日本のAmazonではまだ扱いがないのでチェコのメーカーから直輸入する必要があります。
僕はPrusa miniとQidiのX-proを使っています。
最初はPrusaの存在を知らずQidiを買ったのですが、小型のPrusa miniが出るという情報を聞き追加で購入してしまった結果ほぼほぼPrusa miniばかり使っています。
オートレベリングが付いていて非常に楽に設定できます。オートレベリングがないとコンマ何ミリの台の上げ下げを勘でやる羽目になります。
そして安い3Dプリンターを買って後から改造していくと、結局Prusaが買える値段になってくると思うので最初からPrusaを買うのがおすすめです。
少し高めなのと、日本での情報が少なかったのでEnder Proなどを買いがちですが、最近YouTubeでもよく紹介されているので情報が色々増えてきました。
CATEYE WEARABLE X
CATEYEのWEARABLE Xは上の画像のリアライトです、テールランプとか尾灯とか言ったりもしますね。
結構明るくてUSB充電で気軽に使えるリアライトですが、付属のクリップかラバーバンドで止めるのでヘルメットにはつけられなかったんです。
CADでデータ作成
そこで今回はこのクリップを参考にヘルメットに装着できるパーツを3Dプリンターで作ってみました。
こういうことができるのが3Dプリンターの良いところですね、ヘルメットごとのパーツなんてメーカーでは作れないですから。
ちなみにWEARABLE Xより一回り小さいWEARABLE MINIも意外と明るくて、ボタン電池式で小さくて良かったです。
クリップが外れやすくて、カバンからクリップごと外れて2回買ったんですが2回とも無くしてしまいましたが、自分でクリップを作れるなら話は別かもしれません。
テストプリント
ひとまず最小限のパーツでテストプリントしました。
ノギスで測ってCADデータを作るのですが、計測が難しいですよね、完全にその数値で出力できるわけでも無いので(出力誤差はあります)プリントしてダメなら少し数値を修正してリトライです。
内寸が合わなくて2回出力しましたが2回目でばっちりハマってくれました。
設計を追い込む
ここからヘルメットの形状に合わせてパーツをCADで作成します。
こちらもうまく嵌ってくれました。
第1段階でうまく嵌ったと思っても、第2段階で形状を追加しすぎて剛性が変わるとうまくはまらなかったり外しにくかったりしそうでした。
ヘルメットのRに合わすのが難しいですが、結局はタイラップで止めるので簡単にズレなければ大丈夫だと思います。
完成
なかなか良い感じに作成できたと思います。
それなりに時間はかかりますが、ピンポイントすぎる自分だけが欲しいものを作ることができるので3Dプリンターはおすすめです。