トレッキングポールのメンテナンス

Black Diamond ディスタンスFLZ 山のこと
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こんにちは。ふうblog管理人のふうです。

今日は前回の氷ノ山登山で雨に降られたので、トレッキングポールのメンテナンスについて書いてみたいと思います。

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トレッキングポールのバラし方

トレッキングポールはBlack DiamondのディスタンスFLZの105~125cmモデルを使っています。
このポールはZポールという三つ折り式になっており、フリックロックで長さ調整が可能になっています。

Black Diamond ディスタンスFLZ

畳んだ時にかなり短くなるので、小さなザックにも収納しやすい所が気に入って購入しました。

今回は雨の中使用しましたので、ストックの上部の長さの調整部分から水が入ってしまっています。
しっかりと内部を乾かすには先端部分の長さ調整用のジョイントを外して、レバーを緩めシャフトを伸ばし切る必要があります。
ジョイントはネジで調整するように出来ているので回してやれば外せます。

Black Diamond ディスタンスFLZ
ネジを回して外します

乾燥

シャフトを伸ばして1日ほど放置したので、中が乾いたかチェックします。

レバーを緩めた状態で何度か縮めたり伸ばしたりを繰り返すと、少し水滴がついていたのでふき取ってから再度放置しました。

Black Diamond ディスタンスFLZ
ばらして乾かします。

翌日再度確認すると水滴は付いてこなかったので乾いたものとしました。

再接続

ジョイントを再度接続する必要があるのですが、ポールをしっかりと伸ばし切ったため、縮めてもジョイント部がポールの奥に入り込み出て来ませんでした。

Black Diamond ディスタンスFLZ
雌ネジ側が奥に引っ込んでしまっています。

このままではジョイントをねじ込めないのでジョイントをどうにかして出してくる必要があります。

今回はコンビニで貰える竹製の割箸を使用しました。

長さが足りないので割箸二本をテープで連結し、先端を少し内に向けておきます。こうしておかないとポールのセンターに引っ張り込まれているジョイント分のネジ穴に入りません。

割りばし

ポールの中は暗くて見えませんが、真ん中に有るであろうジョイントのネジ穴目掛けて割箸を差し込みます。

割りばし挿入
割りばし挿入

上手く入れば外れないようにゆっくりとジョイント部を引き出します。その時ポールは縮んでいることを確認してください。

ジョイント部を丁寧に引き出します。
ジョイント部を丁寧に引き出します。

無事ジョイント部を引き出せれば先端部のジョイントをねじ込めば完了です。

Black Diamond ディスタンスFLZ
1の状態だとはねじ込みすぎてポールが伸ばしきれません。
2が錆びついてしまうとうまく脱着できなくなります。

1の様にネジ込みすぎると、使用時にポールが固定されなくなってしまうので、銀色のストッパーが丁度出る程度にねじ込み具合を調整します。
2の部分にシリコンオイルを塗布すると錆び予防に良いそうです、フリックロックの長さ調整部分には使用しないでください。

銀色のストッパー
銀色のストッパーです。
小さくて押しにくかったのですが、2018年モデル以降こちらは変更になっています。

以上でメンテナンス完了です。
トレッキングポールを長く使うには良い状態を長く保つ必要があります。
Zポールは伸縮式と比べて中を乾かしやすいので、使用後折りたたむだけでもある程度内部を乾かすことができます。

Black Diamond ディスタンスFLZ
Black Diamond ディスタンスFLZ 先端はLEKIのフレックスチップへ交換済み

雨天での使用後にかかわらず、山中は湿気も多いので使用後はバラシて乾かしてあげると比較的長持ちさせることができると思います。

それではまた別の記事で。

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