今回初めて奈良県南部にある釈迦ヶ岳に行ってきました。
釈迦ヶ岳は日本2百名山に選ばれている山で、奈良といってもかなり南の方にあり、大阪から向かうと高速道路を使える区間が短く、五條からは168号線を南へ下り延々と山道を走り続けることになります。
カメラはFUJIFILMのX-S10に先日入手したTAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXDです。
APS-Cなので27-450mm相当と一本でそこそこ広角から超望遠までこなしてくれる非常に登山向けなレンズですが半導体不足の影響かしばらく入手は難しそうですね。
太尾登山口駐車場
朝5時前に出発して8時に到着しましたが、登山口の駐車場はすでにいっぱいで、少し手前にあった広めのスペースに駐車しました。
旧登山口から先は地面が凍結している箇所が多数あり、ノーマルタイヤでは危険です。
この道路自体12月の下旬から3月いっぱいまで凍結による冬季通行止めになるそうです。
登山口にあるトイレが綺麗だったのが印象的です。
手洗いの水は雨水を利用しているそうで、使い切ってしまったか水は出ません。まぁしゃあないか。
太尾登山口から釈迦ヶ岳へのコースは片道4km獲得標高650mほどで、スタートから尾根伝いに歩き、特に難所もなくひたすら景色の良い稜線歩きをしていきます。
初心者コースということで、小さなお子さんを背負ったお父さんも見かけましたが、ここに来るまでの道中が長すぎたのか背中で爆睡してました。
スタート時の気温は0度、手袋は先日紹介したアンダーアーマーの手袋をして行きました。
最初は指の背側が冷たくて痛かったのですが、5分もすれば温まってきてちょうど良い感じになりましたが、結局千丈平あたりで暑くなってきて帽子もジャケットも手袋も脱いで登っていました。
登り始め
序盤から気持ちの良い尾根歩きが始まります。
奈良に差し掛かった頃、空はどんよりした雲に覆われており、朝日っていつ昇るんかなって状態で天気が心配になりましたが現地ではそんな天気が嘘のように晴れ渡っていました。
分岐
全ての分岐点にはわかりやすく案内板があります。ピンクテープもあるし稜線歩きでほぼほぼ迷いようのないルートで歩きやすいですね。
古田の森
稜線を歩いていると明らかに固まった木が生えている。確かに森だ。
千丈平
立て札の場所はあまり平ではなく、テント場ってどこ?状態。
唯一広くなっている場所の真ん中には複数の丸い円が、、、。
恐る恐る足を踏み入れてみると氷が割れて水たまりが姿を表しました。
山頂帰りにこの辺りでお昼にしました。
モンベルのリゾッタシリーズが気に入っています、お湯入れてかき混ぜて3分で美味しいご飯が食べられて、種類もいろいろあるし、食事や食後のコーヒーで出たゴミなんかもまとめてリゾッタの袋に入れて閉じてしまえば水漏れもせずに持って帰れます。
今回持っていったのはサーモス 山専ボトル500mL リゾッタ作ってコーヒー入れてあまりはすぐに飲めるボトルに移し替えて終わりのサイズ感です。
隠し水
周りは雪ですが、水は出ていました。
隠し水手前南側にテント場があったみたいです。登りでは気づきませんでしたが、下山時にテントを片付けられている方たちがいました。昨日は昼間でも-8℃の予報だったのに…
釈迦ヶ岳山頂
ドピーカンです、山頂は遮るものが何もないのでじっとしてると冷えそうですが、とりあえずはお釈迦さまに挨拶をして山頂で休憩。
ちょうど他の人たちとタイミングがかぶってしまったようで山頂はそこそこ混み合ってました。
下山
山頂で少し休憩してから下山したのと、お昼を山頂後の千丈平でとったため、下山組とはほとんど被らず、これから登りの人たちとは3組ほどすれ違っただけでのんびり景色を楽しみながら下山できました。
ただし天気が良すぎて雪解けが進みかなりドロドロの登山道でした。
あまりにも他の人と遭遇しなかったので、三脚立てて自撮りして遊んだりしてました。
春になって暖かくなってきたらこの山域でテント泊したいですね。移動時間が長すぎて日帰りだと勿体ないですね。
ブログを始めたときはこういう記事をちょこちょこ書こうと思っていたのですが、なんだかんだ書けずじまいでこれが初めてになってしまいました。
もう少し書けるようにいろんな所に行きたいですね。