【Manfrotto】マンフロットの自由雲台[468MGRC4]をアルカスイス化してみた

カメラのこと
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マンフロット社製の468MGRC4という自由雲台を持っているのですが、RC4(ラピッドコネクションシステム4)という名前の大きなクイックリリースが付いています。
最近ではクイックリリースのタイプも選べるようですが、当時はこれしかなかったんだと思います。


重たいカメラとレンズをガッチリ留めたいときは良いのかもしれないのですが、カメラと固定するクイックシュープレートのネジを閉めるのに大きめのマイナスドライバーが必要(溝がアールしていないのでコインでは舐める)で、うちでは水道用の大きな水栓ドライバーを使っています。

こんなに大きなプレートも持ち運びに不便な水栓ドライバーも使いたくないですし、アルカスイスに揃えたいなという欲望があり、こちらのRC4をアルカスイス互換の物に交換してみました。

RC4自体は皿ボルト2本で固定されているだけなので取り外しは簡単ですが問題は取り付けです。そんな簡単に2本のボルトの間隔の合うクイックリリースプレートがあれば苦労はしませんが、とりあえず手持ちのものは簡易的なクイックリリースプレートは一つ穴のもののみです。

Peak Designのキャプチャーのパチモンを使っていたのですが、こちらがアルカスイス互換クイックシューを装着するため、小型卓上三脚のマンフロット pixiを使うのにいちいち外すことは考えられず、何か良いものはないかと探したところ激安アルカスイス互換のクイックリリースを見つけたため購入していたものでした。

pixiとセットで使う分にはこだわらずに一つ穴でも使えましたが、取り付け穴も開いていることだし、せっかくなんで回り留めをつけたいと思います。ボール旋盤なんかをお持ちの方はクイックリリースプレートに穴を開けてしまって上からしっかり固定すれば確実かもしれませんがそんなものは持っておらず、しかも位置ズレを起こしてしまえば固定すらできなくなってしまうため別の手段を探します。そこでやり方としてはクイックリリースプレートの真ん中を上から元の皿ボルトで固定し、回り留めの穴は下からホーローネジで突く事にしました。

ホーローネジはサイズを測ってm4の短めのものを購入。と言っても東急ハンズでは8mmほどの物しかありませんでしたのでそれを購入。もう少しホーローネジが短ければ苦労はしなかったのですが、裏からのネジ止めのため工具を入れるスペースがありません。そのためおまけで付いてきたL字の六角レンチの短い方を金鋸でカットし、できる限り短くしました。流石におまけで付いてきたものだけあって簡単に切断できます、切断した後は金ヤスリで角を落として完了です。これがステンなんかで出来ていたらグラインダーが必要になってきて諦めていたかもしれません。
短くなったとは言えギリギリ入る空間しかなかったため最初はホーローネジをラジオペンチで掴んで少しずつ回し、ようやく少しねじ込めたところで短くカットした六角レンチを使い固定することができました。

こんな具合でなんとか468MGRC4のアルカスイス化は完了です。RC4はいつも同じ場所で固定する仕組みのため、長らく使っていると固定箇所がだんだんと削れて来る気がしてイマイチな印象でしたのでアルカスイス互換の面(線?)で押し当てる仕組みの方が当たりが広く取れて安心です。

最近出番の減っていた自由雲台ですが、これを機にどんどん使っていこうかと思います。とは言えボールの滑りが悪くなっていたので一度バラしてメンテしてからですかね。
現状アルカスイスかにかかった費用はクイックリリースは持っていたためホーローネジセットの106円だけですが、アルカスイス互換のクイックリリースプレートも買うことを考えれば1,000〜6,000円ほどはかかりそうです。

とりあえずこのままパチモンで試してみて、気に入ればもう少し高いものに買い換えようかと思います。まぁ入れ替えは目に見えていますが、、、。
今回のアルカスイス化でのポイントは、大きなクイックシューを使う必要がなくなった事、それと、システムの統一性を勧められた事だと思います。雲台によってはどうしても外せない仕組みになっているものもあるので、ある程度までしか進みませんが、少しでも種類を減らすことは使わなくなった雲台をもう一度引っ張り出すきっかけになると思いますのでやる価値は大いにあると思います。どうしてもダメな雲台は徐々にメルカリですかね、、、。

今回はマンフロットの自由雲台468MGRC4のお話でしたが、別の製品でもクイックリリースを外すことができれば同じように付け替えはできると思います。本体側を削ったりすることのない簡単な付け替えですので気になる方は是非挑戦してみてください。今回のRC4にはたまたま回り留めのネジ穴がありましたが、そうでないものも多数あると思いますのでホーローネジも不要かもしれません。とりあえず、気軽にやってみる事が不満を解消する第一歩になります!

追記

マンフロット公式のTwitterで自由雲台のクイックシューベースをアルカスイス互換にするパーツが販売される事がツイートされました。befreeに使っても収納時キレイに足の間に収まるようです。

それではまた別の記事で!!

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